東レパンパシフィックオープン準々決勝

第1試合 ムグルサ対ベンチッチ

序盤は双方ミスが多く、波に乗れなかったように思います。ベンチッチは結構カッとなりやすい性格なようで、よくラケットをたたきつけたりしていました。しかしまだ10代のようなので、これから経験を重ねて自分をコントロール術を身につけていくのだと思います。サーブのスピードは速くないのですが、それでもポイントを奪っていく技術は素晴らしいと思います。本当に将来が楽しみな選手です。結果は7-6、6-1のセットカウント2対0でベンチッチが勝利しました。

 

第2試合 ウォザニッキ対ケルバー

準決勝、決勝でもおかしくない豪華なカードが早くも準々決勝で実現しました。見事なラリーの応酬が多くみられ、内容的にも充実した好ゲームだったと思います。結果は6-2、2-6、6-3でウォザニッキが勝利しました。

 

第3試合 プリスコバ対ラドワンスカ

高速サーブと強烈なストロークが持ち味のプリスコバと試合巧者のラドワンスカの対戦。強烈なショットを生かしつつ積極的に前に出るプリスコバのスタイルは個人的には好きで応援していましたが、結果はラドワンスカが7-5、6-2で勝利しました。

 

第4試合 イバノビッチ対チブルコバ

イバノビッチが優勢ではないかと試合前に予想していましたが、チブルコバが7-6、6-3でイバノビッチを破りました。チブルコバはけがからここまでよく調子を戻してきたと思います。来シーズンは更にランキングを上げてくるのではないかと思います。

 

上位勢同士の好ゲームが多く、面白い一日だったと思います。しいて言うのであれば、天気が悪くて、屋根を閉じての試合だったのが少し残念です。