NFL2015-16シーズンの予想(AFC)

AFC東地区

AFC東地区の行方を左右するのはもちろん我らがペイトリオッツのトムブレイディの出場停止が何試合になるか。

仮に原状通り、開幕から4試合の出場停止となった場合、3戦目のジャガース戦には勝利できるものの1勝3敗となると予想します。しかし、裁判所が和解勧告をしていることを踏まえると出場停止は2試合になると予想。仮にブレイディが戻ってきたとしてもテキサスでのカウボーイズ戦は簡単ではない。例年、ペイトリオッツは序盤、チーム作りに徹し終盤にかけて徐々に調子をあげていくこからすると、最初の4試合を2勝2敗で乗り切れれば十分。ちなみにスーパーボウルを制覇した昨シーズンも最初の4試合は2勝2敗。そうすると鍵は2戦目の同地区のライバルであるビルズになると考えます。仮に出場停止が1試合にとどまれば、十分勝機があると考えます。

 

もし1勝3敗となった場合、AFC東地区はこれまでにない混戦になりますが、それでもペイトリオッツの優位は動かないと考えます。(カンファレンスで上位シードの獲得は難しく、スーパボウル制覇が厳しくはなると思います。)最大の対抗馬はドルフィンズですが、それでもこれまでの経験値を踏まえると、ペイトリオッツが有利と考えます。ビルズはライアンヘッドコーチによる守備のテコ入れと打倒ペイトリオッツへの飽くなき執念は注目です。ジェッツは今年は苦しいのでは。エースQBのジーノスミスがチームメートとのトラブルで長期離脱はあまりに寂しすぎます。

AFC北地区

例年、レイブンズ、ベンガルズ、スティーラ―ズによる混戦で、今年もこれまでと同様、もっとも予想の難しい地区になるのではないかと思います。全くの勘でしかりませんが、レイブンズが勝ち残ると予想します。

 

AFC西地区

昨年のマニングの失速がけがによるものなのか、それとも年齢による衰えなのかが注目点ですが、それはともかくとしても一つの時代の終わりがそう遠くないことは確実です。(もちろん残念ながら同じことはブレイディにもいえます。)ここは思い切ってチーフスが地区優勝すると予想します。

 

AFC南地区

アンドリューラックにアクシデントでも起きない限り、オフシーズンの戦力補強にも成功したコルツの絶対優位は動かないと思います。デビュー以来常にチームをプレーオフに導いて安定した成績を残してきたラックですが、そろそろスーパーボウルを制覇したいところではないでしょうか。個人的にはタイタンズのマーカスマリオタに注目しています。多くのトレードの申込を断ってマリオタを獲得したタイタンズがついに念願のフランチャイズQBを手にするのか。もしそうなれば、ラック対マリオタでAFC南地区は無風状態から一転してファン注目の激戦区として今後10年NFLを盛り上げることも考えられます。

 

西地区にはついては少し攻めてみたものの、全体的に特に面白みのないオーソドックスな予想な気もします。しかし、予想とおりにいかないのがNFL。今年は一体どんなドラマが待っているのでしょうか。