ジョコビッチは見事な立て直しで準々決勝進出 全米オープン7日目

ジョコビッチがベスト8進出

序盤からいつもの正確無比なショットで第1セットを奪い、第2セットも順調に試合を優位に進めていたのですが、ゲームカウント4-2から突然ゲームを連取されて第2セットを落としてしまい、ジョコビッチは怒りでラケットをへし折ってしまいます。試合後の会見でジョコビッチは自分について腹が立った。しかし過去の似たような状況での経験に基づいて気持ちを立て直した、と話していました。並みの選手ならここで一気に崩れて試合を落としてしまいかねないところですが、そこは百戦錬磨のジョコビッチ。見事に立て直してその後の2セット連取で勝利をおさめ、準々決勝進出を決めました。ラケットをへし折る行為については決して褒められる行為ではありませんが、こうした感情をあらわにする喜怒哀楽もスポーツの一部で魅力だと思います。

 

ブシャールは脳震盪で棄権

テニスで脳震盪って何だ?アメフトなら分かるけど。と思っていたら、ロッカールームで誤って転んでしまった際に頭をうって脳震盪になってしまったようです。コートの外での不注意によるけがでの棄権は、今回は特に調子が良かっただけになおのこと、とても残念ですが、脳震盪は非常に怖いので無理をせずにしっかり休んで復帰して東レパンパシフィックオープンでは元気にプレーする姿を見せて欲しいです。

 

準々決勝でウィリアムズ姉妹対決

 

明日も4回戦の残りの試合が行われますが、楽しみです。